ホワイトニングについての注意事項を見ると、食事制限について見かけることがありますが、これは施術直後の歯が着色しやすい状態になるためです。
またホワイトニング直後に限らず、歯に着色してしまう仕組みを知らなければ、せっかくの白さも維持するのは難しいでしょう。
この記事では、ホワイトニング後に着色しやすくなるメカニズムや、白さを維持するため気を付けたい食材やメニューについて解説します。
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成分 | 卵殻・パールアパタイト、炭酸水素ナトリウム |
効果 | 漂白作用、汚れ吸収、エナメル質強化、ヤニ除去 |
その他効能 | 黄ばみ防止、口臭予防、歯垢除去 |
ホワイトニング後は歯が乾燥しているので、色素が付きやすい
ホワイトニングは、薬剤による化学反応で歯を白くするのですが、ホワイトニング後は歯が乾燥しているので、色素が付きやすい状態になっています。
歯が乾燥するのは、ホワイトニングに使う薬剤で歯の表面のペクリルという膜が失われ、水分が奪われるためです。
ペリクルとは、唾液由来のタンパク質で歯の保護膜の役割を果たしていて、酸がエナメル質に直接影響を及ぼさないよう守る作用があります。
ホワイトニングは、ペクリルがない状態でエナメル質やその下の象牙質に薬剤が浸透し、黄ばみを漂白して白くします。
ところが皮肉なことに、ペクリルがない状態だと色素などもエナメル質に浸透しやすくなってしまうのです。
またペクリルが失われた状態だと、むき出しになった歯は刺激に対して敏感にもなっています。
ただ失われたペクリルは再生するので、再生するまでの間は色素が付きやすい状態だということです。
ポリリン酸を使用したホワイトニングは、食事制限がない
オフィスホワイトニングでも、ポリリン酸を使用したホワイトニングは、施術後の食事制限がありません。
このポリリン酸ホワイトニングというのは、ホワイトニングに使う過酸化水素に分割ポリリン酸Naという成分を加えた薬剤を使用します。
ポリリン酸ホワイトニングは、従来のホワイトニングと比べ次のような特徴があります。
従来のホワイトニング | ポリリン酸ホワイトニング | |
痛み | 強い痛みを伴うことがある | 痛みにくい |
白さ | マットな白さ | ツヤのある白さ |
色戻り | 再着色しやすい | 汚れの付着を防ぐ |
保護力 | なし | コーティングにより歯質を強化 |
食事制限 | あり | なし |
ポリリン酸によるホワイトニングは、歯科医院で行うオフィスホワイトニング以外にも、美容サロンなどでも見かけますが、両者は全く別物です。
ポリリン酸自体には歯を白くする効果はなく、過酸化水素に加えることでホワイトニングの効果が強くなります。
過酸化水素は、歯科医師や歯科衛生士の国家資格がなければ扱えない薬品なので、それを使えないサロンのホワイトニングでは効果は期待できないのです。
スターホワイトニングなら、低コストで本格ホワイトニングができる
引用:スターホワイトニング
スターホワイトニングはホワイトニング専門の歯科医院で、首都圏を中心に大阪・福岡・仙台にも店舗を展開しています。
歯科医院なので、過酸化水素と独自のコーティングで施術後の食事制限も不要です。
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オフィスホワイト二ングは48時間・ホームホワイト二ングは3〜4時間食事を控えた方がいい
施術後の食事制限は、オフィスホワイトニングは48時間、ホームホワイトニングは3~4時間控えましょう。
この時間というのは、ホワイトニングによって失われたペクリルが再生するまでの目安で、オフィスホワイトニングでは12~48時間、ホームホワイトニングでは1~4時間といわれています。
ホワイトニング後も食事することはできますが、この時間は色素が濃いものなどは避けた方が良いでしょう。
ペクリルの再生時間は個人差がありますが、最低でもオフィスホワイト二ングは24時間 ・ホームホワイト二ングは1〜2時間は濃いものは避けてください。
ただ完璧に対策をしたい人は、やはり一番長い制限時間を守ったほうが安心です。
これらの食事制限だけではなく、ヤニの色が着色してしまうタバコも控えるのは言うまでもありません。
ホワイトニング後は、コーヒーやカレーなどを控える
ホワイトニング後は、コーヒーやカレーなどの色素の濃い飲食は控えるのは分かりやすいのですが、そのほかにも注すべきものがあります。
ホワイトニング後に注意しなければならない食べ物、飲み物や調味料について、その理由を理解しながら控えることが大切です。
ホワイトニング後は、歯が着色しやすい状態になっているので、色の濃い飲食物は控えなければなりません。
これらを摂取してしまうと、せっかく白くなった歯に色が沈着しまう可能性があります。
また食べ物や飲み物だけではなく、調味料にも色が濃いものが多いので、これらにも注意が必要です。
色の濃い調味料や食材 | カレー、味噌、醤油、ソース、ケチャップ、トマトソース、チョコレート、緑黄色野菜 |
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色の濃い飲み物 | お茶、コーヒー、ココア、赤ワイン |
イソフラボンとは、ポリフェノールの一種で、植物に含まれている色素や苦味、渋味などの部分を指しています。
ポリフェノールは赤ワインにも含まれる、歯に着色を起こしやすいものですが、イソフラボンも歯が黄ばんでしまう原因となるので注意が必要です。
イソフラボンを含むもの | 豆腐、納豆、豆乳 |
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酸性の強いものを口に含むと、歯の表面のカルシウムを溶かし(脱灰)、再石灰化までの間は着色も起こりやすくなります。
とくに強い酸によって起こる脱灰は長期化しやすく、歯が元の状態に戻りにくくなるため、下記のような飲食物は避けるようにしましょう。
酸性度の高い調味料や食材 | レモン、わさび、からし、マスタード |
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酸性度の高い飲み物 | 炭酸飲料、ヨーグルトドリンク、ビタミンCを含むドリンク |
これらの飲食物以外にも、アルコールは揮発性があり、歯が乾燥しやすいので避けたほうがよいでしょう。
【メニュー紹介】ホワイトニング後は、水や白米がおすすめ
ホワイトニング後は、歯を乾燥させないために水を摂ってから食事をし、着色を防ぐために白米など色の薄い食べ物がおすすめです。
ただ白いとはいっても、イソフラボンを含む豆腐など例外もあるので注意しましょう。
オフィスホワイトニングの場合は、食事制限の時間を考えれば少なくとも3食は、影響のないメニューを考えなければなりません。
そこでホワイトニング後におすすめの食事メニューを、注意点を含めて紹介します。
和食であれば白身の焼き魚がおすすめですが、醤油を使わないことがポイントで、納豆や梅干しも避けましょう。
洋食でパンは問題ないのですが、バターを塗るのは良くてもジャムなど色の濃いものは使わないようにします。
白米やパンでもOKですが、パスタはトマトソースやミートソースは避け、ホワイトソース系やペペロンチーノにしましょう。
コンビニで買うなら、卵やサラダチキンなどもおすすめです。
サラダを食べる場合はトマトや緑黄色野菜は避け、酢を使ったドレッシングではなくマヨネーズにしましょう。
食事制限なしでホワイトニングするなら、デンタルラバーの自宅ホワイトニングがおすすめ
デンタルラバー・スーパーホワイトLV2は、自宅で簡単にサロン品質のホワイトニングをできるホームホワイトニングセットです。
使い方は、マウスピースに専用のホワイトニングジェルを塗布して、家庭用ホワイトニングマシーンの電源を入れたら口に入れて10〜15分くわえます。
あとは仕上げに専用のホワイトニングジェルを塗って歯をブラッシングするだけです。
薬品による漂白じゃないので、辛く面倒な食事制限も必要もなく、簡単に続けられることが嬉しいポイント!
ホワイトニング後の食事は、水をこまめに飲むことが大切
ホワイトニング後の食事は、水をこまめに飲むことが大切で、歯や口内を乾燥させないようにしましょう。
ホワイトニング後の歯は、水分がなくキシキシとした乾いた状態なので、なにもしなければすぐに着色してしまいます。
とくに歯科医院で施術を受けるオフィスホワイトニングでは、器具を使って施術中は口を開けっぱなしにしているので、歯の表面は乾燥状態になっているはずです。
ホワイトニング後は水分補給を意識して、歯の乾燥を防ぐようにしましょう。
食事制限ができない時は、ストローの使用や口をゆすぐことで対策する
ホワイトニング後に、付き合いがあったり我慢できなかったりで食事制限できない時は、ストローの使用や口をゆすぐことで対策をしましょう。
お茶やコーヒーなど濃い飲み物を飲む場合でも、ストローを使うことで歯の表面に飲み物が当たるのを防ぐことができます。
また食事制限できずに飲食した時は、5分以内にブラッシングするのが理想ですが、無理な場合は口をゆすぐことで汚れをずいぶんと流し落とせます。
ただあまり神経質になり過ぎると、生活の質が落ちるばかりか、ホワイトニングそのものに嫌気がさしてしまいそうです。
ひとつ理解しておくべきは、食べたり飲んだりしてもホワイトニング前より色が濃くついてしまうことはないことで、努力が無駄になることはありません。
白さを維持する為には、3ヶ月ごとのクリーニングと半年ごとのホワイトニングが必要
ホワイトニング後にどれだけ食事に気を付けていても、どうしても色戻りは発生するので、白さを維持するためにはメンテナンスが必要です。
まずホワイトニング後に着色汚れをつきにくくするためには、食後は丁寧にブラッシングし、表面をなめらかに保つことが大切になります。
しかし毎食後丁寧にブラッシングしているつもりでも、どうしても落とせない汚れは残ってしまうものです。
そんな汚れを落とすために、3ヶ月ごとに歯科医院でクリーニングを行えば、ブラッシングでは落とせない汚れも落とせ、歯が汚れにくくなります。
それでも色戻りを100%防げるわけではないので、半年ごとにホワイトニングを受けるのが、白さを維持するためには効果的です。
また何度も歯科医院に通うのが面倒なら、自宅でできるホームホワイトニングで継続する方法もあります。
オフィスホワイトニングとホームホワイトニングの特徴なども踏まえて、自分に合った白さの維持方法を考えてみましょう。
食事制限は必要ですが歯はまた白くできます
ホワイトニング後の食事の注意点は多く、せっかくのホワイトニングを台無しにしたくない気持になるのは当然のことです。
しかし食事制限をストイックに取り組み過ぎたり、神経質になり過ぎたりすると、ホワイトニングを続けることに支障が出かねません。
そんなことになれば、それこそホワイトニングが台無しになってしまいます。
ホワイトニングの効果は永遠ではなく、メンテナンスも必要になってくるので、「また白くすればいいよね」くらいの気持ちで取り組んでみたらいかがでしょうか。
長い目で見たときに、そのほうが白い歯を維持し続けられることになるでしょう。