歯に白さを取り戻すホワイトニングには、様々な種類がありますが、できれば楽に済ませたいと思いませんか。
そんな方には、歯科医院やホワイトニングサロンに通うことなく、自宅でできる簡単ホワイトニングがおすすめです。
そこで気になるのが、自宅でホワイトニングする方法や、本当に歯が白くなるのかということでしょう。
この記事を読めば、自宅でできるホワイトニングに関する以下の疑問が解決します。
- 自宅でホワイトニングするやり方は?
- 歯科医院のホームホワイトニングって何?
- 市販の歯磨き粉やジェルは効果があるの?
- 自宅でホワイトニングするメリットとデメリットは?
- ホワイトニングの注意点を知りたい
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- パウダータイプなのでホワイトニング成分濃度が高い
- ヤニや濃い着色汚れに強い
価格 | 通常 5,480円 → 初回82%オフ 990円 |
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容量 | 20g(1ヵ月分) |
成分 | 卵殻・パールアパタイト、炭酸水素ナトリウム |
ホワイトニング効果 | 漂白作用、汚れ吸収、エナメル質強化、ヤニ除去 |
その他効能 | 黄ばみ防止、口臭予防、歯垢除去 |
自宅でできるホワイトニングは2種類ある
自宅でできるホワイトニングは、歯科医院で行う「ホームホワイトニング」と、歯磨き粉や市販のジェルを使用した「セルフホワイトニング」の2種類があります。
この2種類は、自宅でホワイトニングできるという点は同じですが、歯を白くする仕組みや白さの度合いなど別のものです。
これはどちらが良いか悪いかというより、自宅でホワイトニングする方の歯の状態や希望する白さなどで選択すべきでしょう。
それぞれの方法にメリットとデメリットがあるので、特徴をよく知ることが適切な選択のポイントとなります。
歯科医院で行うホームホワイトニングは、特定の薬品を使うことで歯を漂白する方法で、比較的効果を実感しやすいホワイトニングです。
セルフホワイトニングは、歯に付着した汚れを落とすことで本来持っている白さを取り戻す方法で、使う歯磨き粉やジェルによって効果は異なります。
この2種類の詳しい仕組みや、それぞれのメリットとデメリットについて詳しく解説するので、自分に合ったホワイトニングを確認していきましょう。
歯科医院で歯を漂白して白くするホームホワイトニング
ホームホワイトニングは、一度歯科医院でマウスピースの作成と薬剤の処方を受けて、歯を漂白し白くするホワイトニングです。
歯科医院に何度も通わずに、自宅だけではなく道具と材料があればどこでも行うことができます。
ホームホワイトニングで歯が白くなる仕組みは、歯科医院へ通って行うオフィスホワイトニングと同じで、薬剤による漂白作用によるものです。
ただ使用する薬剤は、自宅で行うホームホワイトニングでは「過酸化尿素」、オフィスホワイトニングでは「過酸化水素」と違いがあります。
オフィスホワイトニングで用いる過酸化水素は濃度35%以下ですが、劇薬のため国家資格を有する歯科医師か歯科衛生士しか取り扱えません。
ホームホワイトニングで使用する過酸化尿素は、酸化反応の過程で 過酸化水素に分解されるため結果的にどちらも成分は同じということになります。
薬剤濃度の違いから、ホームホワイトニングでは歯への浸透が遅くなりますが、より深い象牙質内部まで薬剤を十分に浸透させ漂白することができます。
ホームホワイトニングで使用する過酸化尿素は、化学反応の過程で酸素(酸素基)と水に分解しますが、この酸素が歯の着色原因である色素と結合することで無色化します。
このとき酸素が歯の内部に浸透して作用するので、歯の表面だけではなく内側の色素も分解できることが大きな特徴です。
ホームホワイトニングは、歯科医院を受診してマウスピースの作成と薬剤の処方を受けるのですが、その平均相場は25,000円~50,000円となります。
費用の内訳は、自分専用のマウスピース製作に約15,000~40,000円、処方薬剤1週間分の購入に5,000~10,000円ほどです。
ホームホワイトニングで白くなったと実感できるまで、毎日行っても2週間ほどの期間を要します。
じっくりと薬液を浸透させていくため効果が分かるまで時間がかかりますが、効果の持続期間が長いことが特徴です。
歯の白さは、ホームホワイトニング実施後半年くらいから徐々に色が戻り始めて、 2年くらいで元の色に近くなってきます。
ホームホワイトニングは、自宅などでマウスピースに薬剤を注入し装着しますが、医院で処方される薬剤の濃さで装着時間が変わります。
薬剤濃度による装着時間
ホームホワイトニング剤 (過酸化尿素) |
使用方法 |
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10% | 日中2時間or就寝時4時間以上 |
15~16% | 日中1時間~1時間半or就寝時4時間以上 |
20~22% | 日中30分~1時間 |
35% | 日中30分 |
45% | 歯科医院で日中30分以内 (ホーム不可) |
見てわかるように濃度が高い方が装着時間は短くすむのですが、濃いほうが薬剤による健康リスクが高くなります。
一般的なホームホワイトニングで使用する過酸化尿素の濃度は、10%~20%の薬剤が多いのですが、利用にあたっては歯科医師との相談が必要です。
ホームホワイトニングで歯を白くする流れ
ホームホワイトニングを始めるには、最初に歯科医院へ行き口腔内を検査し、虫歯や歯周病などがないか、ホワイトニング治療が適応かどうかを確認します。
このとき虫歯や歯周病が見つかった場合は、ホワイトニングの前にこれらの治療が必要になることは理解しておきましょう。
問題がなければシェードガイドという色見本と比較して現在の色を確認し、目標とする白さを決め、歯のクリーニングを行います。
次に歯全体の型取りをして、自分専用のホワイトニング用マウスピースを作成し、完成したマウスピースと専用ジェルを受け取れば、あとは自宅で実施するだけです。
この時、歯科医院で処方されるホワイトニング用ジェルは、効果が分かるとされる2週間分というケースが多いでしょう。
自宅でホワイトニングケアする方法は、日中30分から2時間程度使用するデイタイプと、就寝時に寝ながら使用するナイトタイプの2種類に分かれます。
ホワイトニングの本場アメリカでは、ホームホワイトニングはほとんどがナイトタイプです。
しかし日本では、寝ている間にのどの奥に薬剤が流れこんだり、飲み込んでしまったりする危険性があるため、デイタイプが推奨される傾向があります。
ナイトタイプの方が、寝ている時間を有効活用できて楽なのですが、使用する過酸化尿素の濃度は低めのものになります。
ホームホワイトニングは、効果を実感できるまでの時間がかかり、早くても2週間は継続しなければなりません。
個人差はあるのですが、2週間ホワイトニングしても白さに満足できない場合は、もう一度歯科医院に行き診察を受け、追加でジェルをもらうことが必要です。
また診察時に歯垢や歯石が見つかったときには、口腔内のクリーニングも受けましょう。
ホームホワイトニングのメリットは、しっかり歯を白くできること
ホームホワイトニングのメリットは、過酸化尿素の化学反応を利用することで、しっかり歯を白くできることです。
しかしホームホワイトニングにはメリットも多い反面デメリットもあるので、それらについて理解してから始める必要があります。
まずは、ホームホワイトニングのメリットについて見ていきましょう。
先ほども触れたとおり、ホームホワイトニング最大のメリットは、その高いホワイトニング効果にあります。
それは自宅で行えるホワイトニングで、ホームホワイトニングが唯一のブリーチングだからです。
ホームホワイトニングは、歯を科学的に漂白するブリーチングですが、自宅で行うその他のホワイトニングはクリーニングといわれる方法です。
クリーニングでは、歯の表面に付着した汚れなどを落とすことしかできないので、本来の色に近づけることしかできません。
しかしホームホワイトニングでは、過酸化尿素が歯の有機質を無色化することで歯を白くするので、効果の差を実感できます。
ホワイトニングで使用する過酸化尿素は、オフィスホワイトニングで使用する薬剤より遅く歯に浸透するため、歯の内側まで漂白効果が及びます。
そのためホワイトニングの効果が長く続き、色戻りしにくいのが大きなメリットです。
オフィスホワイトニングと比べて、2倍ほどホワイトニングの効果が持続するので、トータルで考えても経済的だといえます。
ホームホワイトニングは、初回に歯科医院へ通院が必要になるものの、基本的にはいつでも好きなタイミングでホワイトニングができるのがメリットです。
自宅だけではなく、周囲の理解が得られれば職場や旅先など、場所を選ばずホワイトニングできるのもうれしいポイントといえます。
施術のたびに歯科医院へ通う必要もなく、マイペースにホワイトニングできるので、忙しい方におすすめの方法です。
また歯科医師や歯科衛生士の指導のもと始めるので、問題があったときでもすぐに対処してもらえる安心感があります。
ホームホワイトニングのメリットを説明しましたが、次にデメリットについて考えてみましょう。
ホームホワイトニング直後は一時的に歯にダメージが残っている状態で、一定時間着色性の食べ物やタバコを控える必要があります。
制限されるものとして、飲料品ではコーヒー、紅茶、ウーロン茶、ココア、コーラ、赤ワインなど、食品ではチョコレート、キムチ、ソース、しょうゆ、ケチャップ、合成着色料を使用した食品などがあります。
ホームホワイトニングをした後、少なくとも2時間程度(歯科医院によってはそれ以上)は、このような飲食は制限されるので、多少の覚悟が必要です。
ホームホワイトニングは、歯科医院へ行ってからスタートしますが、歯の治療行為ではなく審美目的のため健康保険の適用は受けられません。
保険適用のない自由診療は、金額を医療機関が自由に決めていいことになっており、しかも全額自己負担となります。
歯科医院によっては、高額な費用を請求されることがあるので、事前確認はしっかり行いましょう。
ホームホワイトニングでは、歯の白さの調整が難しいと言われており、どのような仕上がりになるのか予測がつきにくいという一面があります。
またホワイトニングすることで、歯の色がまだらになることがありますが、これの正体はホワイトスポットと呼ばれるものです。
このホワイトスポットは、実はホワイトニングをする前から歯の表面にあるケースがほとんどで、ホワイトニングの結果目立ってしまいます。
多くの場合は、数日から数週間で色が馴染んで目立たなくなりますが、なくならない場合は歯科医院へ相談してみましょう。
自宅で歯の着色汚れを落として白くするホワイトニング
自宅で歯の汚れを落として白くするもう一つの方法は、一般的にセルフホワイトニングといわれるものです。
セルフホワイトニングは、歯磨き粉や市販のジェルを使用するか、ホワイトニング用の専用機材を購入して使用するなど、選択肢が多くあります。
その中でポピュラーなのが、歯磨き粉や市販のジェルを利用したホワイトニングで、歯の着色汚れを落とすクリーニングです。
汚れを落とすセルフホワイトニングでは、もとの白さ以上に白くすることはできないので、「白くならなかった」という口コミを見かけることになります。
歯が黄ばんでしまう原因は、コーヒーなど毎日摂っている食べ物や飲み物、嗜好品の色素着色汚れがほとんどです。
食物中に含まれるポリフェノール類と、歯の表面のエナメル質をおおっている、ペリクルというタンパク質が結びついて「ステイン」と呼ばれる色素沈着がおきます。
セルフホワイトニングの目的は、このステインを除去することで歯の白さを取り戻すことです。
セルフホワイトニングでステインなど歯の汚れを落とすのであれば、ホワイトニング歯磨き粉やジェルを使うことになります。
セルフホワイトニング全般にいえることですが、ホームホワイトニングと比べ費用の安さが大きな魅力です。
使用するホワイトニングアイテムによって費用は変わりますが、ホワイトニング用歯磨き粉であれば500円程度で購入できるものもあります。
またステインを除去する効果が期待できる、ポリリン酸ナトリウムやメタリン酸ナトリウムなどが配合されたものでも5,000円程度で購入できます。
効果が現れるまでの期間ですが、皮肉なことに汚れがひどい人ほど早く感じられるのがセルフホワイトニングで、効果は限定的なものです。
また加齢による黄ばみなど、黄ばみや汚れの原因がステイン以外にある場合は、セルフホワイトニングで効果は見込めません。
セルフホワイトニングの基本は、もとの白さに近づけてそれを維持していくことになります。
自宅でのホワイトニングで歯を白くする流れ
自宅でのセルフホワイトニングで歯を白くするためには、歯磨き粉、シート、ジェル、セルフホワイトニングセットを購入し、継続的にケアしていきます。
それぞれには、セルフホワイトニングで利用するときの特徴や注意点があるので、まずは確認することにしましょう。
ホワイトニング歯磨き粉でも、歯の着色汚れの原因となるステインの除去や、ホワイトニングの効果を持続させる効果が期待できます。
歯磨き粉の選び方でポイントになるのは、「含まれる成分」「研磨剤の有無」「発泡剤不使用」の3点です。
歯磨き粉に含まれる成分のなかでも、「ポリリン酸ナトリウム」と「ハイドロキシアパタイト」は、ホワイトニングに効果が期待できます。
ポリリン酸ナトリウムは汚れを除去して歯の表面のコーティングし汚れの付着の予防にも役立ち、ハイドロキシアパタイトは歯の表面についた傷を埋めて汚れや着色が付きにくい滑らかな歯を作ります。
また歯に過度の負担をかける研磨剤はなるべく避け、磨けているか確認しづらくなる発泡剤を使用していな歯磨き粉を選びましょう。
歯磨き粉の使い方にも基本があり、まず全体を磨いてから毛先1/3程度の量の歯磨き粉を付け、じっくり丁寧に磨くようにします。
そして何より大事なのは、継続して歯磨きを続けることです。
ホワイトニングシートは、歯を白くするホワイトニング剤がついたシートで、その手軽さから人気のホワイトニングアイテムです。
薄いフィルムに歯を漂白する過酸化水素が含まれた薬剤が塗ってあり、パックをするように歯に貼り付けて剥がすだけで簡単に歯を白くする効果が期待できます。
ただ、日本の法律では過酸化水素が6%以上の製品は、薬機法により薬局などで一般に販売できないため、輸入品を使用することに留意しましょう。
国産の市販品では使えない過酸化水素を使用しているので、市販のホワイトニング用品よりも高い効果が期待できます。
一方でトラブルなどは自己責任となる怖さがあり、リスクについては理解が必要です。
ホワイトニングジェルとして市販されているものは、歯磨き粉のようにステインを除去するタイプと、過酸化尿素を含む薬剤のどちらかです。
前者の場合はクリーニング効果しかないので、ホワイトニング歯磨き粉と同様のものと考えれば良いでしょう。
過酸化尿素を含むホワイトニングジェルには、マウスピースを使うタイプもあるので、ホームホワイトニングとほぼ同じような効果が期待できます。
ホワイトニングジェルには、薬事認証をされていない高濃度の海外製品も流通していて、使用はあくまで自己責任のもとで行うことになります。
薬事承認されているホワイトニングジェルもありますが、医院以外への販売が禁止されているもので、本来は通販で購入できるものではありません。
しかし実際にはネットなどで流通しているので、過酸化尿素の濃度が10%以下と低くても使用には注意が必要です。
自宅で気軽にホワイトニングしたい方に人気があるのが、LEDライトと専用ジェルを使用するセルフホワイトニングセットです。
歯を白くする仕組みは、歯へ塗った薬剤にLEDライトを当てることで酸化還元反応を起こし、歯の表面の着色汚れを浮かす光触媒効果によるものです。
薬剤を塗ってライトを当てるので、歯科医院で行うオフィスホワイトニングと似ていますが、薬剤やライトの種類が違うことから同じとはいえません。
やり方は簡単で、専用ジェルを歯に塗ったあとマウスピース型のLEDライトをくわえて光を照射するだけです。
セルフホワイトニングセットの価格は、数千円から2万円くらいなので、手軽に始められるホワイトニングといえるでしょう。
自宅でのホワイトニングのメリットは、手軽に始められること
自宅でセルフホワイトニングをするメリットは、なんといっても手軽に始められることでしょう。
歯科医院へ行く手間もなく、自分で選んだホワイトニング方法で、好きな時間に好きな場所でできます。
とはいえセルフホワイトニングにも、メリットだけではなくデメリットもあるので、それを知ったうえで行うようにしましょう。
セルフホワイトニングは、自費診療となるホームホワイトニングと比べ、費用が安上がりになるのがメリットです。
とくに市販のホワイトニング歯磨き粉を使った場合、数百円程度で済むので、安くホワイトニングしたい人に向いています。
セルフホワイトニングで使う薬品は、歯への負担が少なく知覚過敏などの副作用がないことがメリットです。
また薬品だけではなく、セルフホワイトニングで使うLEDライトは有害な紫外線を発しないものなので、安心して使用できます。
セルフホワイトニングは、ホームホワイトニングのような使用後の食事制限がないことがメリットです。
歯科医院のホワイトニングは、内側からアプローチする過酸化水素の含まれる薬剤を使用するため、施術後の歯は着色しやすい状態になります。
しかしセルフホワイトニングではそのようなことがないので、食事まえでも気兼ねなくホワイトニングできます。
セルフホワイトニングのメリットは「手軽さ」が多いのですが、デメリットはどうなのか確認してみましょう。
セルフホワイトニングは、歯が白くなったという効果を感じられないことがあり、これが大きなデメリットです。
セルフホワイトニングの目的は、本来の白さに近づけるだけなので、ホームホワイトニングのような「それ以上の白さ」にはなりません。
また歯の汚れによっては、セルフホワイトニングだけでは落としきれないこともあることを理解しましょう。
ホワイトニングは、歯を白くするために行うのですが、セルフホワイトニングでは歯や歯茎の状態が分からないまま進めることになります。
虫歯や歯槽膿漏がある状態では、ホワイトニングの効果が出にくいので、自己責任とはいえセルフホワイトニングのデメリットといえるでしょう。
セルフホワイトニングで使う歯磨き粉の中には、研磨剤で汚れを削り落とすタイプがありますが、場合によっては歯の表面を傷つける可能性があります。
研磨剤が歯の表面のエナメル質も削ってしまうとステインが付着しやすくなり、結果的にホワイトニングと逆効果になることがあるので注意しましょう。
自宅・ホームホワイトニングをする際は、虫歯を無くしておく
自宅でホワイトニングあるいはホームホワイトニングする際は、虫歯を無くしておくことが必要です。
虫歯がある状態でホワイトニングすると、虫歯が進行したり薬剤が歯に染みたりして、歯の状態を悪化させる可能性があります。
そのためホワイトニングを始める前には歯科医院で診察を受け、歯石や歯垢がある場合は歯のクリーニングをし、虫歯や歯周病がある場合はその治療をしましょう。
また歯の矯正中の方でワイヤー矯正の場合は、矯正が終わるまでホワイトニングはできません。
なぜならワイヤーは取り外しができず、十分なホワイトニング効果が得られないためです。
またホームホワイトニングには次のような禁忌があるので、該当する方はホワイトニングができません。
●妊婦中・授乳中の方
過酸化水素(尿素)は胎児・乳児への安全性が明確ではないため
●無カタラーゼ症の方
過酸化水素を分解できず、口腔壊死などを起こす可能性があるため
これらの禁忌症のほか、ホームホワイトニングで効果がないあるいは効果が出にくいケースもあります。
ホワイトニングは天然歯のみ反応を示すので、詰め物や被せ物はホワイトニングできず、神経を抜いた歯も通常は効果が見込めません。
自宅で効果を期待するならホームホワイトニング
歯科医院へ通うことなく自宅でホワイトニングする方法は2種類ありますが、確実に歯を白くする効果を期待するならホームホワイトニングがおすすめです。
解説したとおりホワイトニングといっても、クリーニングとブリーチングでは白くする効果が大きく違うので、結果を求めるならホームホワイトニング一択といえます。
ただ軽度な歯の汚れなどの場合は、セルフホワイトニングでも効果が見込めるので、大事なことは自分の歯の状態を正確に知ることです。
そうすることで、自分にとって最適なホワイトニング方法が見つかるでしょう。