ホワイトニングで歯がもろくなることはありませんが、ホワイトニングを検討していると、「歯がもろくなるのでは?」と心配される方もいると思います。
不安があってはなかなかホワイトニングに踏み切れないと思うので、ホワイトニングで歯がもろくならない理由と証拠をまとめました。
ホワイトニングで歯がもろくなることはない
結論から言うと、ホワイトニングで歯がもろくなることはありません。
なぜなら、ホワイトニングで歯を削ったり、溶かしたりすることはないからです。
歯科医による適切な施術や、使用方法を守ったホームホワイトニングなら問題ありません。
一体なぜ、ホワイトニングで歯がもろくなると勘違いしてしまうのでしょうか。
考えられる3つの理由を解説していきます。
歯がもろくなる勘違い①ホワイトニングで痛みを伴うことがあるから
ホワイトニングの施術中に歯がしみる場合があることから、歯がもろくなると勘違いされるケースです。
これは主に、薬剤によって歯が一時的に乾燥することで起こる痛みですが、唾液によって2~3日で元に戻るので安心してください。
これらの痛みが「歯を痛める=歯がもろくなる」という連想を引き起こしているのでしょう。
ホワイトニングで痛みがあることは知っていたけど、やってみたら想像以上に痛くて継続できなかったという方もいらっしゃいます。
そうなると、せっかくホワイトニングを始めたのに後悔することになりますよね。
- ポリリン酸配合で痛くない
- 過酸化水素も使用するのでしっかり漂白
- 1本550円からホワイトニングできる
ミュゼホワイトニングは、しみる要因になり得る過酸化水素に加えて、保湿成分のあるポリリン酸を使用しています。
ポリリン酸がコーティングしてくれるのでホワイトニング中に歯が乾燥せず、痛みが出ないのです。
また、歯茎への影響も低くなります。
歯科医院でのホワイトニングなのでしっかり効果がある上に、料金もリーズナブルなので初めてホワイトニングする方へ特におすすめしています。
気になる方はこちらの記事をチェックしてみてください。
歯がもろくなる勘違い②ホワイトニングで歯の表面がザラザラするから
ホワイトニングをすると歯の表面がザラザラすることがあるため、「歯を削っている=歯がもろくなる」と勘違いされることがあります。
しかし、これは歯を削っているのではなく、ホワイトニングによるマスキング効果が原因です。
ホワイトニングは歯を白くするだけでなく、このような効果もあるのです。
ホワイトニング後の歯のザラザラに最初は違和感を覚えるかもしれませんが、歯がもろくなっているわけではないので安心してください。
歯がもろくなる勘違い③ホワイトニングの薬剤のイメージ
ホワイトニングに使用する薬剤が強そうで、歯がもろくなるというイメージに繋がってしまう方がいます。
- 過酸化水素
- 過酸化尿素
- 酸化チタン
- チッ素
特に、過酸化水素は歯科医院でしか扱えない劇薬に指定されていますが、ホワイトニングでは濃度を調整して口の中に入れても害のないようになっているので安心してください。
酸化チタンやチッ素は、食品にも使用が認められているため安全です。
よって、歯をもろくすることもありません。
海外製品は歯がもろくなる可能性がある
海外製品の薬剤は過酸化水素の濃度が高い場合が多いので、歯がもろくなる可能性があります。
日本では、自宅で使用できる過酸化水素の濃度は10%以下と決まっており、それ以上の濃度の薬剤は歯科医院でのみ使用できることになっています。
しかし、海外製品は20%~40%の濃度の過酸化水素が含まれる薬剤が流通しています。
個人的にネットで購入すれば手に入れられますが、取り扱いを間違えれば歯へ大きなダメージを与えることになるのです。
「安く歯を白くしたい」と安易に海外製品を使用すると、歯がもろくなる可能性がありますので注意してください。
ホワイトニングの知識がないと後悔することもある
ホワイトニングの知識がなく、何となくでホワイトニングをしてしまうと後悔することもあります。
「全然白くならなかった」「費用が思ったよりもかかった」「痛くて続けられない」などの後悔が多いです。
これらの後悔は、選んだホワイトニングが自分の目的に合っていなかったことが要因だと考えられます。
一口にホワイトニングと言っても種類は様々です。
歯科医院で行うオフィスホワイトニングや、自分自身で行うセルフホワイトニング、自宅で行うホームケアなどがあります。
ホワイトニングで後悔しないために、まずは自分の理想に合ったホワイトニング方法を知ることが大切です。
ホワイトニングができないのは、無カタラーゼ症や虫歯がある人
ホワイトニングで歯がもろくなることはありませんが、無カタラーゼ症や虫歯がある人はホワイトニングができません。
無カタラーゼ症とは、過酸化水素を分解する酵素が体内に存在しない疾患です。
ホワイトニングでは過酸化水素を使用するため、誤飲してしまった場合は体内で分解することができません。
分解できず体内に蓄積すると口腔内疾患を引き起こす可能性があるため、ホワイトニングができないのです。
光線過敏症の人は、オフィスホワイトニングなどで使用するライトで炎症が起きやすいのでホワイトニングができません。
ホワイトニングで後悔しないために、事前確認はしっかり行う
ホワイトニングで後悔しないために、少しでも気になるところはなんでも質問して確認しましょう。
とは言え、初めてのホワイトニングではなにが分からないかも分からないかと思うので、ホワイトニングで確認しておいた方がいいポイントをまとめました。
- 1回の施術でどこまで歯を白くできるのか
- 歯がしみる、痛くなることはあるのか
- 希望の白さにするには、何回ホワイトニングすればいいのか
- どのくらいの間隔でホワイトニングした方が良いのか
- トータルの費用はいくらなのか
- どのくらいで色戻りしてしまうのか
よくある後悔は、ビフォーアフターの症例に惹かれてホワイトニングしたものの、1回ではその白さにならなかったというケースです。
このようなホワイトニング知識を知っておくことも大事ですね。
納得のできるホワイトニングになるよう、上記のポイントをきちんと確認してみてください。
特に後悔の多いセルフホワイトニングについては、こちらの記事で解説しています。
ホワイトニング後に後悔しないポイントは飲食制限
「ホワイトニングをしたのにすぐ黄ばんでしまった」という後悔がないように、施術後から24時間はコーヒーやカレーなどの摂取をできるだけ制限しましょう。
ホワイトニング後の歯は乾燥状態にあり、水分とともに色素を吸収しやすくなっています。
2点の理由から、コーヒーやチョコレートなどの色の濃い食べ物や、カレーや炭酸水などの刺激物はできるだけ避けてください。
その他、避けた方が良い意外な食品や、ホワイトニング後におすすめのメニューはこちらの記事で紹介しています。
メンテナンスを定期的に行うと色戻りしせず後悔がない
ホワイトニング後もメンテナンスを継続することで、歯の白さを維持することができます。
せっかく歯を白くしたのですから、できるだけ白さを保ちたいですよね。
メンテナンスの方法はいくつかあるので、ご自分にあったものを選択してください。
①ホームケア(シャインPG)
一番手軽に、毎日メンテナンスをするならホワイトニング歯磨き粉がおすすめです。
ホワイトニング後の歯磨き選びは、かなり重要!
以下のポイントを抑えて選んでください。
おすすめ 薬用パールホワイト
シャインPG
- 研磨剤・しみる成分不使用で毎日使える
- コーティング効果でツヤ感アップ
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価格 | 通常2,024円→880円【57%オフ】 | ||
---|---|---|---|
容量 | 40g(14日分) | その他効能 | 歯周病・虫歯・口臭予防、知覚過敏ケア |
②歯科医院でのクリーニング(スターホワイトニング)
歯科医院でのクリーニングは、黄ばみや着色汚れだけでなく、歯石を取ってもらうこともできます。
口臭予防にもなるので、全体的なお口のメンテナンスに最適ですよ。
おすすめクリーニング
「スターホワイトニング」
- 歯科医院による本格クリーニング
- 3ヵ月に1度で白さをキープできる
- 1回2,750円~で安い
歯の着色 ヤニの除去 |
税込2,750円 (施術時間10分) |
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歯石除去 | 税込5,500円 (施術時間20分) |
着色、歯石除去 | 税込7,700円 (施術時間30分) |
店舗 | 銀座、池袋、渋谷、横浜、大阪、福岡など |
③セルフホワイトニング(HAKARA)
費用を抑えてメンテナンスするなら、セルフホワイトニングもおすすめです。
このホワイトニングは漂白ではなく清掃になるので、日々の着色汚れの蓄積を防いで歯の白さを保ちます。
セルフホワイトニングでも
歯科医院並みの効果「HAKARA」
④ホームホワイトニング
ホームホワイトニングとは、歯科医院で薬剤を処方してもらい、お家でマウスピースを着用してホワイトニングする方法です。
ただ、過酸化水素の濃度は歯科医院で行うホワイトニングよりも薄くなっているので、自宅でも安心して使えます。
今回紹介した中では一番費用がかかる分、効果も大きいです。
持続期間や費用についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
ホワイトニングの正しい知識を付けて、後悔の無いホワイトニングを
ホワイトニングをする過程で、歯がもろくなることはありません。
ホワイトニングの正しい知識を身につけたので、大きな不安もなくなったと思います。
口元が明るいと気分も明るくしてくれるホワイトニング。
ご自分の予算や希望に合った方法、メンテナンスを選び、後悔のないホワイトニングをしてください。